料理の味付けに便利なめんつゆですが、「使いすぎると太るのでは？」と心配している方も多いのではないでしょうか。
今回は、めんつゆのカロリーや糖質について詳しく解説し、ダイエット中でも安心して使える方法をご紹介します。
めんつゆのカロリーと栄養成分について
めんつゆは実は低カロリーな調味料です。
ストレートタイプのめんつゆ100gあたりのカロリーは約44kcalと、思っているよりもずっと少ないのです。
大さじ1杯（15g）で換算すると、わずか約7kcalしかありません。
しかし、注意したいのは糖質の量です。めんつゆ100gあたりには約8.7gの糖質が含まれており、1カップ（約200g）では17.4gほどになります。
これは、めんつゆに砂糖やみりんが使われているためです。
参照元：ダイエットの基本「カロリー」ってなに？ - 玄米酵素
めんつゆの主な栄養成分
- カロリー：100gあたり約44kcal
- 糖質：100gあたり約8.7g
- 塩分：製品により異なりますが、比較的高め
- タンパク質：少量含まれている
なぜめんつゆで太ると言われるのか
めんつゆ自体は低カロリーなのに、なぜ「太る」と言われるのでしょうか。
その理由をいくつか見てみましょう。
麺類との組み合わせによる高カロリー化
めんつゆは主に麺類と一緒に使われることが多く、うどんやそば、そうめんなどの炭水化物と組み合わせることで、全体のカロリーが高くなりがちです。
さらに、汁まで飲み干してしまうと、糖質とカロリーの摂取量がさらに増えてしまいます。
塩分によるむくみの影響
めんつゆには比較的多くの塩分が含まれています。
塩分を摂り過ぎると、体内に水分が溜まりやすくなり、むくみ（水太り）の原因となることがあります。
これが「太った」と感じる原因の一つになっているのです。
使用量の多さ
味が薄いと感じて、ついついめんつゆを多く使ってしまうことも。
少量なら問題ありませんが、大量に使うと糖質や塩分の摂取量が増えてしまいます。
ダイエット中のめんつゆとの上手な付き合い方
めんつゆを使いながらも太りにくくする方法をご紹介します。
汁は飲み干さない
麺類を食べる際は、麺だけを食べて汁は残すようにしましょう。
これだけで糖質とカロリー、そして塩分の摂取量を大幅に減らすことができます。
使用量を控えめにする
濃い味に慣れてしまわないよう、めんつゆの使用量は控えめにしましょう。
薄味に慣れることで、自然と摂取量を減らすことができます。
野菜をたっぷり取り入れる
麺類を食べる際は、野菜をたっぷり加えて栄養バランスを整えましょう。
野菜の食物繊維が糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果も期待できます。
糖質制限ダイエット中の注意点
糖質制限ダイエットを行っている方は、めんつゆの糖質量に注意が必要です。
100gあたり8.7gの糖質は、厳格な糖質制限を行っている場合は無視できない量です。
ただし、ゆるい糖質制限や普通のダイエットであれば、使いすぎを控えることで問題なく使用できます。
低糖質めんつゆの活用
最近では、糖質を抑えた低糖質めんつゆも市販されています。
糖質制限中の方は、このような商品を活用するのも一つの方法です。
まとめ
めんつゆ自体は低カロリーで、適量使用すれば太る心配はほとんどありません。
しかし、以下の点に注意することで、より安心して使うことができます。
- 汁は飲み干さずに残す
- 使用量を控えめにする
- 野菜をたっぷり加えて栄養バランスを整える
- 糖質制限中は糖質量に注意する
めんつゆの特性を理解して上手に使えば、ダイエット中でも美味しい料理を楽しむことができます。
無理に我慢するのではなく、賢く付き合っていきましょう。
